子供の頃からバイクや車が大好きで、自動車工学などを学んだすえに入社した会社は外資系でした。
日本の車業界は世界からも大きな信頼を得る中で、わざわざ外資系を選んだのは理由があります。
バイク愛用者でもある私にとって、世界初のバイク向け世界最小のモーターサイクル用ABSの量産化に成功した企業だったからです。
当時のABSは自動車用に造られたものをバイクに流用していたため、大きさや重さによってバイクへは搭載が難しいケースがほとんどでした。
また、ライダーの間でもABSを搭載すると重くて走りにくいという先入観が広まり、普及率が低かったのです。

一方fr、バイク事故での死傷者数は増加の一途をたどっており、世界中のバイクメーカーでバイク専用のABSの登場が待ち望まれていました。
ABSの小型化・軽量化に成功し、量産化によるコストパフォーマンスの向上の問題まで解決して世界を驚かせたのが、今働いている会社です。
エンジニアとして何度も困難に直面しながらも、ライダーの命を守り、バイク事故における被害を未然に防ぐという使命を達成できるのは素晴らしい経験です。
仕事に対する誇りや、エンジニアとしての自信がつき、さらに高みが目指せるものです。